環境活動
人と生物のための生態系インフラをテーマに、盛大に開催されました。
日時:2016年6月3日(金)13:00~16:45
場所:静岡県男女共同参画センター 大会議室
主催:特定非営利活動法人 日本ビオトープ協会
共催:公益社団法人 静岡県造園緑化協会、自然環境復元学会
後援:環境省、国土交通省、農林水産省、文部科学省、静岡県、静岡市〈順不同〉
フォーラムでは、はじめに協会会長櫻井淳より開会の挨拶として、当協会では地域の自然環境の保全・復元・維持管理の現場で活躍するビオトープアドバイザーという技術者の養成に力を入れている事、今回のテーマである人と生物のための生態系インフラを取り上げた事について、また今年度ビオトープ協会発祥の地・静岡で開催する事にした意義と開催に至る関係者への謝意が述べられました。
第1部は、ビオトープ顕彰委員会委員長、横浜国立大学学長・鈴木邦雄氏の講評と、「第8回ビオトープ顕彰」表彰式が行われ、本年度ビオトープ大賞の株式会社北日本新聞社はじめ各受賞者に櫻井会長から表彰状が手渡されました。
引き続いて事例発表が行われ、「北日本新聞 創造の森『越中座ビオトープ空間『婦負の風』」「トヨテツの森」「東京農業大学伊勢原農場ビオトープ」の3件の事例が、紹介されました。
第2部は、協会代表顧問・顕彰委員会委員長、自然環境復元学会会長、横浜国立大学名誉教授・前学長の鈴木邦夫先生より「人と生物のための生態系インフラ」と題して基調講演をいただきました。
次に特別公演として、協会顧問、龍谷大学名誉教授の竺文彦先生に「ドイツ・スイスのビオトープづくり」についてご講演いただきました。
続いて、静岡県くらし・環境部視線保護課課長代理の馬塚雅敏様に「静岡県の生物多様性保全の取組」と題してご講演いただきました。
閉会の辞は、協会顧問吉川宏一氏より、関係者への謝意が述べられ、閉会しました。